外壁塗装工事

前もって、これだけは知っておいて(外壁塗装)

お客様が外壁塗装工事を発注する上で、ご自身で決めなければならない事項は

  1. ① 外壁の色
  2. ② テクスチャー(外壁表面の凹凸模様)
  3. ③ 仕上げ用塗料のランク

*塗料のランクは機能、耐久性で決めます*


建物の状況や施工条件は別として、この3項目の組み合わせで基本的な外壁塗装の価格が決まります。①と②は材料価格の高低だけで手間はほぼ同じです。材料費は塗装工事原価の2割程度といわれています。このことから、手間が同じであれば、長持ちする材料を使用するのが賢い選択と言えます。②のテクスチャーの変更は手間がかかり費用もかさむことから、ほとんどの方が現状のままを選びます。

・塗料のランクと見積額について便利なサイトがあります。WEB上で自宅の見積金額を計算できるサイトです。(https://shop.epaint.jp)

外壁素材と塗装

住宅の外壁塗装工事は、外壁の素材や工法により補修内容や使用する塗料が異なります。
(一般戸建住宅では、次の4種類に分けることができます)

モルタル サイディング
外壁の種類:モルタル 外壁の種類:サイディング
ALC/RC 木板張り
外壁の種類:ALC/RC 外壁の種類:木造板張り

注記外壁素材と塗装前の補修工事

外壁塗装を行う前に、窓枠目地の劣化が進んでいる場合はシーリング材の交換を行います。 また、外壁素材ごとに必要な補修工事があります。 シーリング材交換の詳細についてはeペイントサイトを参照!

≪モルタル≫

モルタルのクラック(ひび割れ)はシーリング材または樹脂モルタルを注入します。 モルタル欠損があれば、樹脂モルタルを埋めて補修します。

≪サイディング≫

ボード合せ目からの雨漏りによる躯体劣化を防ぐため、必要であれば、サイディングボードの目地交換を外壁塗装工事の前に行います。

≪ALC/RC≫

ALC構造の建物は、雨漏りを防ぐためにALCボードの合せ目にシリング材を注入することがあります。 モルタルのクラック(ひび割れ)はシーリング材または樹脂モルタルを注入します。 モルタル欠損があれば、樹脂モルタルを埋めて補修します。

≪木板張り≫

虫に食われたり腐った木材は、新しい木材に交換します。 場合によっては、専門の大工工事が必要な場合があります。

外壁塗装の耐用年数

一般的に、塗料の価格はその成分である樹脂と色で決まります。 戸建住宅の外壁塗装の塗替えでは、単層弾性、アクリル、ウレタン、シリコン、フッソがあり各順に耐候性が高くなり、価格も高くなっていきます。

外壁塗料別コストパーフォーマンス

その他に、セラミックを含有したタイプのものが市場に出てきていますが、一部塗料メーカーではチョーキングやひび割れの問題を完全に解決していないことから、製造していないところもあります。

”XXセラXX”とか”XXセラミXX”などという商品名がつけられ、セラミックというと、硬い陶器や磁器のイメージでを想像るかも知れませんが、焼物とは違い、あくまでも樹脂にセラミック粉を混ぜ合わせた塗料です。

最新の塗料は耐用年数以外に遮熱、断熱などの機能が追加された材料が上市されています。これらの機能を加えた塗装仕様の種類は外壁と屋根の組合せで100種以上となります。
残念ながら一般的な塗装業者の提出見積もりは2~3種類です。

・便利なサイトがあります。WEB上の仮想塗装店で自宅の見積りとカラーシミュレーションができるサイトです。見積りは一回の操作で100種の見積結果が表示されます。

 

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